
【感動】「春は、夏は、秋は、冬は」←古典みたいに語る六甲山でエンカウントした地元のおばちゃん、また会いたいな。
この先を抜けたら出会ったんです、地元のおばちゃんと。まさにエンカウント。そして話し込むこと30分余り。
「ところであなた、半袖だけど寒くないの?すごいわねぇ」
いや、汗はすっかり引いて寒いっす(笑)できれば会話の前半で疑問に思って?(笑)
寒さを吹き飛ばすおばちゃんの情熱にこちらも夢中になっておりました。ちなみに平日の朝ですよ?笑
この方は六甲山が好きな地元の方だそうです。 ちょうど「毎日登山」の文化について吉田類さんの番組で知ったところだったので、嬉しくなりましたね。当事者の地元の方との語らい。やはりほぼ毎日歩いているんだとか。何度かはお孫さんも一緒だと話してくれました。
季節ごとに、「春は、夏は、秋は、冬は」と、聞きおぼえのある古典のオープニングのように、良さをまるっと教えてくださいました。
神戸の「毎日登山」という明治に始まった文化が、今も空気のように続いていることを肌で感じて驚きました。今でこそ登山道はきれいに整備され、東屋やトイレもあったりしますが、当時はきっとなかったんでしょうねぇ。道ももっとワイルドだったでしょうし。ニッカボッカ履いて歩いてたのかな。
そんな歴史の一端にトリップできるこちら、好きな道になりました。何より街、駅から近いのが良い。
女性にお年を尋ねるのは失礼を承知で、こそっと聞いたところ80歳余りだそう。
こうして山歩きなどして思うんですよ。年齢も性別も本当に関係ない世界があるんだなって。
心の底から、あぁ素晴らしいと思いましたね。
そしてそんな言葉が自分の口から出るなんて信じられません。そのくらい素晴らしい。
**ありません。